昔、人のオーラを見るという特訓をしたことがあります。
なんだかオカルト的な話しですが、その日のフィーリンが合う合わないは
このオーラが関係していると思っています。
自分のオーラも時々見ますが、やはり気持ちが沈んでいる時と
そうでない時は色が違います。
また、自分は人を見る目が長けていると自負しています。
この人は自分の利益だけを求めているとか、
悪いことを考えているというのがすぐにわかります。
なので、人でこれまでひどい目にあったことは少ないと思います。
しかも最近その精度が増してきたきがします。

実は20周年ライブのメンバーの
うめちゃん(梅田千晶さん)、あきおちゃん(野口明生さん)
は一度も会ったことがないのに、絶対自分とフィーリングが合うと
思っていました。そして、Millennial Fairの
一員になってもみんなと楽しくやってくれると確信していました。
しかも、まだ一緒に演奏もしていないのに、
台湾公演も誘っていたというなかなかの冒険っぷりに
みんなビックリしていました。
直感というか、そういうのが結構働くんですよね。
これはプロデューサーには必要なスキルだと思っています。
でないと、自分が作りたいサウンドには絶対近づけないのかなと・・・。
だからこそ自分は新しい人と作品を作ることもあまりためらいません。
今必要な音、録らなければいけない音、
それは誰にお願いするべきなのか、を考えるわけです。
だから、仲がいいから一緒にやろう、という発想は僕にはありません。
ストリングスもギターリストもベーシストもドラマーも
その音楽に必要な人しか呼ばないし、メンバーもころころ変わります。
クラシック系が得意な人にロックの録音はさせられませんからね。
でも世の中の作家は結構、それをやちゃってる気がします。
僕はそれが不思議でしょうがないんです。