絵コンテも色味もセリフもスピード感も全く情報が無いところから
音楽を作るのは本当に嫌だったのですが(正確にはつくれなかった)
アニメの仕事をするようになってから、よくも悪くも
少しずつそういう作り方が得意になってきた。
まぁ〜どちらかというと、音楽で映像を引っぱっちゃうぞ!
な〜んていう、ちょっと自己中心的な感情と、
ある意味、無駄な意気込みでテンションが高い曲が書けるので
それはそれは面白いところが沢山あるわけです。
それと、オーケストレーションの面白さも年々増してきた。
勉強と経験を積んで、少しはイメージ通りのサウンドが
つくれるようになってきたからだと思う。
諦めずに日々努力するということが、この歳になっても
大切なんだと作品が教えてくれます。