どの分野においても、理論や、定番、固定概念なんてものはあります。
音楽についても理論や定番があります。
美しく響く方法、楽器の鳴らし方、譜面の書き方など
今まで先人がやってきたこと、またその人が好みだった音、
利便性があるもの、などなど・・・が理論になったり、
定番になったりするわけです。
じゃーそれが自分に合っているか?
今の時代に合っているのか?
というと一概には決して言えないと思うのです。
音楽なんてとても古くからあるものですから、
時代流れと共に音も変化してきていますし、
世の中の風景だって変わってきています。
そこで、昔と同じ理論や、昔の定番が通用するかと言うと
そうもいかないと思うんですよね。
そういったものに拘り続けるのはどうも好きになれない。
たまに、理論バリバリで音楽の事を攻めてくる人がいますが、
僕の経験から大概そう人の曲はつまらないし、古い。
それは音楽を数字で見ているのを同じだし、いつの時代生きてるの?
って思ってしまう。
理論を紐解くより、人はなぜ音楽で感動するのか、
また音楽を聴きたくなるのか、を紐解いたほうが数倍大切だと思うんです。

僕がやりたい事は、音楽、音、音響、時間軸、全てにおてい
今の時代に合った、また今の時代にしかできないものを
作りたいと思っています。
それは昔からあるオーケストラという編成を使っても同じです。