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内容は「これぞファンサービスの極み」という素晴らしいものです。 予算が十分あったとは思えないのに、みなさん本当によくやっていただきました。楽しくて為になる録音でした。幻想水滸伝をご存じでない方でもきっとお楽しみいただけます。ちなみにヒガシノもちょろちょろ演奏で参加しています。(オヤジ声コーラス、ハンドクラップその他)
フランスの音楽、映画、ファッション、などに興味があるそうですが、そのきっかけは? また、具体的にはフランスもののどんなところに魅かれるのですか?
私はどんなに徹夜が続いても「エレガントに仕事する」(笑)というモットーがあるのです。フランスの大女優、アヌーク・エーメのような歳の取り方をしたいですね。最近はすこし興味はほかの国にいっているのですが、女の子なら一度はフランスのエスプリに触れてみたくなるのではないでしょうか? 音楽的には、M.ラベルやG.フォーレやC.ドビュッシーなどの音の色彩感覚、フランス和声が心地よい時期がありました。
最近はまっている音楽はどんなものですか?
LUNASA!LUNASA!!LUNASA!!! LUNASAというアイリッシュの4人のバンド(フルート、フィドル、ベース、ギター)でこれまた演奏がストイックでカッコイイんです。CDより絶対ライブをお勧めします。(ってライナーにも書いてあります)特にアコベとアコギは最強のリズムだと思います。先日表参道スパイラルの地下にあるCAYでのライブに行きました。立ち見で満席でしたが途中からカウンターに腰掛けて見ていました。(立ち見は辛いのでのぅ)村山(幻想)チームの企画やデザイナーたちの間でも、ケルト系アーティストは今流行りでエビアを聞きながら描いたりしているんです。逆にサウンドの人間の方が疎かったりするのが不思議な現象です。ちなみにライブのあと近くのアイリッシュバーでギネスを飲んでいたら本人や関係者たちが打ち上げにやってきて、間近で見ましたが、渋くて本当に格好よかったですよ。うー、あのベーシストはいかしてたな。アルバムはファースト、セカンドとありますが、両方いいのでどちらも購入してゼッタイ損は無いと思います。 まぁ、私の好みなのですが、きっと光田さんも気に入っていただけると思います。今までケルトというと、どちらかというとチーフタンズのような牧歌的な印象を持っていてちょっと苦手だったんですが、ここへきて次世代のアーティストたち、エビアだったりケパだったり、コアーズだったり、ロックやテクノの世代がやっているケルトが私の好みに合ったみたいです。
あとはひたすらシンプルな編成。ピアノトリオとかこれからの時期だとBOSSAとか。音数の多いオケものやエレクトリックな音楽は、本当に聴かなくなりました。これって「商業作曲家」としてはダメなんでしょうね。
お休みの日はどんなことをして過ごしていらっしゃいますか?
自宅の裏庭(笑)新宿御苑にお散歩に行ったり自転車でコマ劇場まで映画を見に行ったりします。先日観た映画で「ストームライダーズ」という香港の漫画が原作の香港映画があるのですが、んー言葉では説明できない...。とにかく凄いビジュアル、強引なストーリー。...面白いんですよ。(笑)興味がおありでしたら是非ご覧ください。超人は放物線を描いて飛んではいけないんです。直線移動でないと。(笑)そういう意味では「MATRIX」のビルからビルへのジャンプは人間的でダメでした。懐かしの千葉真一もSONY千葉と名乗って国際的に活躍しています。村山チームの人たちも徒党を組んで行ったみたいなんですが、今年で61歳になるとは思えないギラギラ加減が素敵!と絶賛していました。でも私は風(フォン)役のイーキン・チェン(カドのある男)に一目惚れ(ぽっ)その天性のすがすがしさ、さわやかさは、どこか光田さんに通じるものがありました。
お仕事の日の一日のサイクルは、どんな感じなのでしょうか? (例えば・・・何時出社で、何時頃まで会社でお仕事されているのでしょうか?)
(ある月曜日のヒガシノ)
9:00 出社 メールや週報のチェック 先週作った曲を改めて聴いてみる
10:00 朝礼 しばし雑談 休日観た映画、新しく買ったCDなどについて
11:45 あっという間にLunch Time! 会社は皇居の近くなので、北の丸公園でお寿司をほおばり 仲間たちと日光浴
13:30 チームミーティング 引き続いて進捗報告のリーダーミーティング
14:30 ようやく音楽的な仕事に入る (集中しているので近寄りがたいオーラを出しまくり、 誰も来なくなる たばこもほとんど吸わないので、 しばし石のように座っている)
17:30 サウンド制作部のディレクターズミーティング 部内では今何が起こっているのか。
19:00 おなかが減っていれば外食する。 今日はターリーズカフェのベーグルで簡単に済ませる 音楽的作業再開
21:00 月曜日は出力抑えめにして退社する
21:30 帰宅 メールチェック 友人、家族に電話
23:00 うとうとする
2:00 はたと目が覚める メールチェック ピアノを弾くサイト巡り CBSニュース TVショッピング(笑)などを観たのち・・・
5:00 またうとうとする
8:00 起床
いいのか悪いのかわかりませんが、この分断された睡眠は最近時々やります。どうですか?とってもサラリーマンな一日でしょう?月曜日はミーティングづくしで仕事をしたという感じにはなりません。最近は若い世代の人たちの評価や外部スタッフの選考、よろず相談ごとなど、自分のお仕事以外のところのしめる割合も増えてきました。その中で集中するのは至難の業です。でもその緊張感がたまらなく良かったりします。
お家でお仕事をされることはありますか? それとも、「仕事は家には持ち込まない」というタイプですか?
まったく持ち込みません。
光田は、ゲーム会社の所属作曲家という立場を捨て(?)、現在はフリーで仕事をしているわけですが、それについてはどう思われますか?
光田さんご本人はいかがでしたか? 私の職場の仲間とも「光田さんはゲームにこだわらす、いつも何かやってくれそうな期待をさせてくれる人だよね」と良く言っているんです。なので、どういうスタンスであろうと、光田さんは光田さんだという安心感があります。
東野さんご自身は、フリーになられるご予定は?(あ、これは危険な質問・・・?)
アルバイトから足かけで15年コナミとつき合ってきたわけですが、時代によって変わっていく組織、行く人来る人(笑)、コナミ村にいるだけでも相当目まぐるしいし、楽しいし、いろんな経験ができるし、刺激や緊迫感があります。今の私の力量で世間の大海原にこぎ出していくのは無謀というものでしょう。組織に身を置くメリットが、今の私の中では大きいのです。
ズバリ!東野さんの将来の夢(野望)は?
叶える夢は100あって、日々それらをクリアしています。 ここではハズカシくてとっても言えませ〜ん。
以前に「テンプランツ」というオムニバス・アルバムの1作目に東野さん、2作目には光田が参加したことがありましたが、あのようなアルバムについては東野さん的にはどう思われますか? また、ゲームを離れた世界で曲を書く(それも唄モノ)、というのは、東野さんとしてはどうだったのでしょうか?
私はもともとはソングライターなので、本当は歌をもっと書きたいですね。ただ、AメロBメロサビというものにこだわらず、インストの一部のようなvoiceの使い方も多くなってきました。「東京生活」は尊敬する植松さんから声をかけていただいて歓喜しながら作っていた覚えがあります。「テンプランツ」は「ゲーム音楽作曲家」と名乗れる人を選ばれていると思うのですが、最近そういう生粋、たたきあげのゲームコンポーザーの方々は減りつつありますからね。あと、私なんぞより隠れた大物の方がまだまだいらっしゃると思います。また、無名だけれど、凄い曲を書く人もいっぱいいます。これから大ブレイクしそうな次世代の予備軍もたくさん知っています。会社の壁ももちろんもあるでしょうし、植松さんガンバッテくださいっ!とエールを送りたいですね。
全曲唄モノとか、あるいはインストにしても、完全なオリジナル・アルバム、といったものを作られるご予定はありますか?(あるいは、作ってみたい、というお気持ちはありますか?)
コナミのヒガシノとして出せる可能性はほとんど0でしょう。(;_;) ある日コミケなどでCDをこっそり手売りしている老婆がいたら...それは私です。
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