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【2001年2月 弘田佳孝さん】

まずは、生年月日・星座・血液型・出身地などのプロフィールをお好きなようにどうぞ!

弘田佳孝(ヒロタヨシタカ)。1971年9月1日生。京都市伏見区出身。血液型は知らない。

弘田さんは、おそらくこの「お友達コーナー」に登場されたお友達の中で、光田とは最も古く、また最も親しいご友人、とお見受けいたしますが、その出会いの頃から現在に至るまで、どのように光田と関わってこられたのか、教えていただけますか? また、弘田さんご自身の現在に至るまでの経歴も、簡単に教えて下さい。(高卒後あたりからお願いします)

18ん時、上京してキャバレーなどでベース弾いたり、レコーディング用の楽譜を書く仕事をしていました。その頃、昼間通ってた作曲のスクールでミツダと出会った。二人ともラッシュの人込みや渋滞が嫌いで、朝の6時には登校して一緒に遊んでた。その後、ミツダはスクウェアに入り、ボクはプーやりながらパンクバンドやったり。で、ノイズとかテクノ系のDJ始めて、ツアー行ったり、色んな名前でレコードを出しました。スクウェアでの効果音仕事も誘われた。「ライヴ・ア・ライヴ」の頃だったと思う。で、相変わらず一緒に遊んだり、泥酔したり、暴れたりを経て、現在に至る。最近「シャドウ・ハーツ」でミツダ・テイストをミックスしたくて十曲も作ってもらいました。

ミツダとは十年来、友人としての付き合いです。たまたま、二人とも音楽をやっていたというだけだと思う。



現在は、光田と同様、フリーで音楽のお仕事をされている弘田さんですが、具体的にはどういったお仕事を主にされているのでしょうか? 今までに関わってこられた作品などを、一通りご紹介していただけますか?(作曲だけでなく、編曲や、あるいは効果音等も含めて)

AVEXや色んなインディーズでテクノやインダストリアル、ハードコア系の12inchシングルを作ったり、リミックスしたりしました。多重人格者同士の恋愛を描いたコメディー映画「もうひとりじゃない」(主演 佐伯日菜子)で音楽を担当したり、チェコのパペット(人形)アニメーションの音楽やったり、プロキオンHPの「ディスコグラフィー」に解説のあるCDドラマ「ストリートファイターZERO3」「バイオハザード2〜小さな逃亡者シェリー〜」「バイオハザード2〜生きていた女スパイ・エイダ〜」とか、ゲームの作曲ではN64「爆ボンバーマン2」ドリキャス「ソニック・シャッフル」ネオジオポケット「ダイブ・アラート」「ファーゼライ!」PS2「シャドウ・ハーツ」など。効果音は「ファイナル・ファンタジー6、7、8」「クロノ・トリガー」「クロノ・クロス」他いっぱい。

あとライヴやイベント、歌ったりベース弾いたりDJやったり。

光田と出会った頃の、弘田さんからご覧になった光田の第一印象は、どんなでしたか?

変な髪型。テンキー操作が速くて指が見えない。

こうして長いお付き合いをされてみて、現在の光田の印象は、当時と比べてだいぶ変わりましたか?

ほとんど変わらないな。あ、髪型は変わった。

逆に、ご自分は、光田にどう見られていると思いますか?

ジャイアン。

弘田さんからご覧になって、光田の良いところは、どんなところでしょう?
(あれば、の話ですが)

志が高いトコ。人は大きな目的をもってこそ、おのずから大きくなれると思います。

逆に、光田の「これだけはオマエ、まずいんじゃないの?」と思うところは?
(あるだけ書いて下さって結構です)

テンパるとてんさくさんに冷たくなることかなー。あと、不健康な生活。

ここだけの話!(笑) 学生時代の光田の暴露ネタ、何かないですか?(笑)

てんさくさん含め、皆引くのでやめときます。
(でも、あたりさわりの無いトコで、金が無くて新聞紙を喰ったというのはどう?)

スクウェア勤務時代の光田の暴露ネタも、ひとつよろしく。(笑)

てんさくさん含め、皆引くのでやめときます。
(でも、あたりさわりの無いトコで、酔って交番のチャリンコ蹴り飛ばしてたというのはどう?)

フリーになる前の光田と、フリーになってからの光田の両方をよくご存知の弘田さんですが、その前後を比較して、光田は何か変わったと思いますか? それとも特に変わりませんか?

基本的には変わらないと思うが、フリーんなってからの方が強気でオモロイ。

現在、PS2ソフト「シャドウ・ハーツ」の音楽制作をされている弘田さんですが、これは光田も10曲ほど参加しているんですよね? その辺の詳細を、皆様に教えていただきたいのですが。そもそも、「シャドウ・ハーツ」とは一体どんな作品なのか、そしてどんな音楽がそこに添えられる予定なのか、その辺のことをたっぷりとご紹介下さい。

ヒロタとミツダが出会ってから十周年という事で十曲作ってもらった。六十年後は六十曲です。

「シャドウ・ハーツ」は、独特の世界観やシステムを持っています。すごく濃くて面白いRPGです。その辺の詳しい事は、雑誌やネットで検索して頂くとして。



今回のサウンドチームの紹介です。サウンドプログラムは「聖剣伝説3」からの付き合いがある、鈴木秀典氏。楽曲のマニピュレータに、「タクティクス・オウガ」「バロック」の岩田匡治氏。「ソニック・シャッフル」で知り合った福田亮氏。効果音はスクウェア時代の友人、黒田淳也氏、期待の新人、田村正勝氏。

レコーディングは、エンディング曲「SHADOW HEARTS」に声優、歌手の笠原弘子さん。「メインテーマ(ICARO・精霊の歌)」他に、超個性派ヴォイス・プレイヤー岸川恭子さん。ギターに00年、ソロアルバム「Destiny」を出した梅村仁氏。ドラムはこのHPの読者なら御存じKALTA氏。二胡は卓越したテクニックと表現力豊かな奏法に高い評価の巫謝慧さん。まだ個性的な方々が他にも居ますが、またどこかで紹介しましょう。皆に感謝してます。

音楽の世界観は「プリミティブ(原始的)な感情とデジタルの融合」。そして「美しく不確かな旋律」。シンセサイザーは極力使わずに、民族楽器やオリジナル楽器を演奏しています。そしてコンピュータでエフェクト処理を加え、テクノやコラージュの手法で再構築。ザラザラした感触です。

単なるBGMじゃなく、破壊的でなおかつ美しく成立してるものを、というヤヤこしい依頼をミツダにもしました。

ユーザーに「映画みたいだ。」と言わせたくなかった。「違和感」があって、他のメディアでは作れない音楽を聴かせたい。PS2のゲーム音楽というのはボクにとって今のところ、そんな不確かな遊びが出来る場なのです。(01/03/02の「週刊ザ・プレイステーション」にも監督、メインプログラマとヒロタのこんな感じの対談が載ってます)

この作品は、弘田さんにとって、PS2作品としては(弘田さんがメインの作曲家であるという意味では)事実上初めての作品と考えてよいのでしょうか? だとしますと、今までに作曲や編曲などで関わってこられたものとは、やはり意識が違いますか? 

うん。PS2、初めてです。自分のひねくれて悪意のこもった音楽が、不特定多数の人の耳に入るのを想像すると笑えてきます。開発室内でヘビーローテーションされてるのも変な感じだし。フロアは一帯、異様な雰囲気。初めて書いた二胡の曲や、東アジアの民族楽器を使った曲も研究して面白い感じに仕上がったと思う。しかし01/02/20現在、完成して無い曲もあるので、自分ではまだあまり客観的になれないんです。

今回の光田の曲は、どんな感じでしょう?
弘田さんのお耳を通しての率直なご感想を、お願いします。

相変わらず、ホントいい曲を書きますね。このプロジェクトでしか出来ない曲を書いてもらえたと思ってます。「誕生」という曲があるのですが、これはミツダファンには間違い無く垂涎モノ。ストリングスの旋律が泣かせる。スゴイ良い。「メインテーマ(ICARO・精霊の歌)」のアレンジバージョンを一曲頼んで、オーケストラで来ると思っていたらエレポップを作って来て、意外な裏切りを見せてくれた。「Bacon's juice」は二人で一緒に作ったのですが、作りながら面白くて二人とも笑いが止まらなくなった。この共作は面白かったなぁ。他の曲も今までのミツダテイストでありながら、独特の世界を表現してくれてます。アリガト。



また、弘田さんご自身の、40曲(以上?)もの楽曲群につきましては、
ご自分としてはどんなご感想をお持ちですか? 

56曲です。死ぬかと思った。(笑)まだ数曲残ってんだよなー。でも、やってみたかった事を、わがままに思うがままに、やらしてもらえました。こういう作品に出会えた事はマジにラッキーだと思う。

パンク〜ニューウェーヴ〜インダストリアル〜テクノ〜デジロック〜ミクスチャー。聴き続けてきたオルタナティブなサウンドが、トラディショナルやオーケストラと融合です。その先、行ってます。ミツダの曲含め「パーソナルな、未来の民族音楽」といった感じ。硬質です。常に「違和感」を感じながら生きてるヤツが、音楽を作ったらこうなる、という心理学的教材にもなると思います。オブラートに包んで、食べやすくしたつもりですが、僕の音楽世界は、ちょっと心を病んだ人達が喜ぶ音楽なのです。ナイン・インチ・ネイルズとか好きな人は是非どうぞ。召し上がれ。

ストーリー上、結構、甘口な曲も作ってあります。4分の1くらい。エンディングも甘口かな。ワルツだし。

光田の曲と、弘田さんの曲は、お互いに作品の中でどういった役割を担っているのでしょうか? 勿論オープニングやエンディングのテーマは弘田さんだと思いますが、どういうポイントで、光田の10曲分をセレクトし、はめていったのですか?

なぜか、ミツダ曲とは混ざりが良いのです。お互いのクセを知っているからだと思う。だから何をどこに持って来ても完璧と言う信頼があった。オープニングやエンディング等、レコーディングが必要だった曲はヒロタですが、他のどの曲をミツダが作ったかというのは、じっくりじっくり聴けば分かると思う。重要なキーポイントの場面やイベントに突っ込むつもりです。割り振りをどこかで公表するか?それともサントラのクレジットの楽しみにしておく?ミツダ。

お互いトラックダウンという、楽器のミックス作業が好きなので、プロキオン・スタジオで二人、マニアックにやりたいと思ってます。感情を機材と直結できる素晴しいスタジオです。その時もミツダの感覚と技術に期待しているぞ。

今回、光田と一緒にお仕事をされてみて、また以前にも何度か一緒にやってこられて、弘田さんが光田の音楽性や仕事への取り組み方などで評価出来る部分や、そこから何か刺激を受けるようなことはありますでしょうか?

作曲への執着。妥協しない姿勢。周波数単位の聴感覚。甘口な表面。百冊の本を読むより、尊敬できる友人の日常から出てくる軽い一言が刺激になります。

逆に、ご自分が光田に与える影響としては、どんなことがあると思いますか?

悪影響。破壊衝動。ひねくれ。

今後、また光田と一緒にお仕事をされるとしたら、どんなことをやってみたいですか?

「一緒になにかやる」という、環境だけで充分楽しいと思う。でも、やっぱ、機会があれば、お互いのアルバムに参加したりライヴしてーなー。

個人的なお友達として、光田には今後どうなっていってもらいたいと思いますか?
また逆に、「こうはなってほしくない」と思うことは?

ミツダの赴くままに生きて行って欲しい。シンプルにね。あと、ハードな仕事内容なので身体には気を付けよう。病気にはなって欲しく無いです。

今後の弘田さんの方向性としては、どういった活動をされていくご予定ですか?
(今後出されるご予定の作品などなど、大いに宣伝して下さって結構です)

もちろん、「シャドウ・ハーツ」のサントラは予定しています。リミックスCDなども出したいです。当然ミツダもリミキサーで。

あと、いくつか制作のオファーが来てます。これからもボクを使いたいという、頭のオカシイ人と仕事していきたいですね。それから、ライヴを沢山してアルバムを出そうと思う。自分のパーソナルな世界を皆さんと共有したい。

ズバリ! 弘田さんの将来の野望は!?

恐ろしくて言えません。

では、このHPをご覧になっている皆様に、何かメッセージをお願いします。

ハジメマシテ。ヒロタです。御声援よろしくお願いします。「シャドウ・ハーツ」の音楽はヤバめなアナタにピッタリ。気に入ってもらえると嬉しいな。ミツダの十曲も聴かないと後悔するぞ。

BBSを借りてみました。よかったら暇な時に「ネガティヴ掲示板」として、日頃のムカツく事やグチなど何でもカキコんでみて下さい。また、アナタの地元の変な店や電波来ちゃってる珍所やカッコイイ廃虚を紹介してもらえたら、嬉しい。写真でも撮りに、フラっと遊びに行きます。
http://bbs7.otd.co.jp/712027/bbs_plain

最後に、光田へも何か一言!(一言じゃなくてもいいです)

運が悪けりゃ、お互い一生付き合うハメになりそうな気配だが、まぁ、気にするな。飲み行こう。あ、それより最近買ったマウンテンバイク見せたいんだけど。っていうかTDの事とか、スケジュールの話もある。忙しいだろうが頑張って。ビースティーボーイズのDVD買ったよ。あ、オレ引っ越しするんだ。どうも、いろいろアリガト。また一緒に仕事しよう。いやTDだよ。まだあるんじゃん。あ、なんか富士山爆発するって。

どうもありがとうございました!!

こちらこそ。ありがとうございました!
ヒロタ 01/02/20

光田が公私ともにお世話になっている弘田さんですが、よ〜うやくこのコーナーに登場していただけました! ありがとうございます! かつては、ふざけている(遊びモードの?)弘田さんしか、あまり拝見したことのなかった私ですが、最近のお仕事でのお付き合いと、そして今回のこのインタビューで、実はすご〜い人なのだなあということを実感いたしました。なるほど、さすがは光田と長くお付き合いされている方だ!と思いましたよ。色んな意味で。(笑) 最近は、プライベートよりもお仕事のほうで光田とご一緒される機会が多くなってきた弘田さんですが、お互いのプライドと、個性と、音楽性・・・色々な意味で大事にして、刺激しあって、より高いレベルの作品を世に送り出していただきたいです。お互い今はフリーランスですしね! 頑張っていきましょう!! とりあえず、皆様、「シャドウ・ハーツ」はかなり凄そうです。要チェックです。楽しみに待ちましょうね〜。では、そんな腐れ縁(?)の光田からも、メッセージを!!

早いもので、もう10年来の付き合いになるのか〜〜。思い起こせば色々なことがあったね〜(笑)。こうして2人とも現在音楽の仕事を続けていられるということは、正直すごいことだと思う。学生時代の僕らの同期で音楽を続けている人、もうほとんどいないからね・・・。それはそうと、泥酔して交番のチャリンコ蹴ったのは弘田だぞ!(笑)その後二人して道路のど真ん中で大の字になって寝たな〜。車が来てたら死んでたね。いや〜懐かしい!
話を変えて、最近一緒に仕事をするようになって、弘田の音楽の癖というか特徴というか、凄く洗練されてきているな〜って感じるね。今回のシャドウ・ハーツの制作はスケジュール的になかなか厳しい状況だったけど、音楽のオリジナリティーはどのゲームにも真似できないものがあると思う。お世辞抜きに本当に凄い出来! 逆に俺が書いた曲は、一緒に聴くと、なんか当たり障り無い感じがしちゃってね〜、もっと毒を入れておけばよかったと思う今日この頃(笑)。ま〜これからもスパイスがバッチリ効いた曲をどんどん書いて下さい。そしてオリジナルアルバムには是非、色々と参加させてね。これから長い付き合いになると思うけどよろしく!!

PROCYON STUDIO