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今までに鈴木さんがサウンド・プログラマーとして携わってこられた作品を一通り教えて下さい。
■ビクター音楽産業株式会社 □バトルテック / X68000
■株式会社スクウェア □聖剣伝説3 / SFC □バハムートラグーン / SFC □スーパーマリオRPG / SFC □ファイナル・ファンタジー・タクティクス / PS □フロントミッション・オルタナティブ / PS □ゼノギアス / PS
■株式会社サクノス □クーデルカ / PS
ってな感じです。
光田とはじめて会ったのはいつ、どんなところでですか? またその時の光田の印象は?
はじめて会ったのは私がスクウェアに入ってからです。確か。印象はやたら気のいいにーちゃんて感じでしたね。 でも、結構前の事ですしスクウェアに入ってすぐの頃は自分のことで手一杯だったので実はあんまりよく覚えてないんです(すんません)。ただ、気を使って頂いたのは、なんとなく覚えています。 あっ、そうそう、リフレッシュルームの仕切りガラスを割ったのは覚えていますよ。 確かガラス弁償してましたよね。
数年お付き合いしてみての、現在の光田のイメージは? 最初の頃と変わりましたか?
ん〜、あんまり変わっていないんじゃないでしょうかね。相変わらずってな感じです。
ズバリ!「ゼノギアス」で光田と一緒にお仕事をされてのご感想を!(お仕事はやりやすかったですか? それとも凄く辛かった(笑)ですか?)
光田さんは私が作ったプログラムを骨の髄まで使ってくれるのでとても楽しく仕事のしがいがありましたね。まあ、その分注文も多かったのである意味辛かったですが(笑)。 私としては、全然何も言ってこない人よりも光田さんの様に色々言ってくる人の方がやりやすいです。全然何も言ってこないと本当にそれでいいのか、このドライバやツールの機能に満足しているのかって不安になっちゃうんですよね。
そんな中で鈴木さんからご覧になった、光田の良いところは?(あれば、で結構です)
上でも言いましたが、プログラムを隅々まで使ってくれることと、何に対しても妥協しないということですね。また、何か面白いことを思いつくと、とりあえず挑戦してみるところが良いです。 あと、勢いがあって見てて気持ちいいですね。G4Macを買う時は見てて楽しかった(笑)。最近では車ですか。これにはびっくりしましたよ。
逆に、光田の「これだけはカンベン!」というところは?(めいっぱい書いて下さって結構です)
今まで付き合ってて、「これだけはカンベン」ってことは特に無かったんじゃないかな?強いて言うならば、「新しい機能の追加をマスターアップまじかになってから言うのはやめましょう」です。
鈴木さんが今までに携わってこられたお仕事で、一番楽しかったお仕事は何でしたか?(光田とのお仕事じゃなくても結構です) またその理由は?
FFTも楽しかったですが一番楽しかったのはやっぱゼノギアスですね。とにかく、何に対しても結構挑戦的に挑んだんじゃないでしょうか?私の作っていた開発用のツールもFFTの時とは比べ物にならないぐらい機能拡張されましたし(当時としては)。各個人もどんどん技術アップしてエンジニアの矢島君と共に、まさに勢いのままに突き進んだって感じでした。おかげで、当時としてはかなり良いクオリティを出せたのではないかと思っています。(クロスは100倍音が良くちょっと悔しかった)
逆に、一番辛かったお仕事は? その理由は?
なんといってもクーデルカです。はい。あまりにも辛くて語れません...。 (そして、悪夢は蘇りつつある...)
何故スクウェアを退社されたのでしょう?(これ、ヤバいっすか? 笑)
ん〜〜〜〜〜〜〜、ぼちぼちいろいろ(笑)。確かに嫌な事もありましたけど、いい事も一杯ありました(何じゃそりゃ)。何故やめたのかと言われれば、単純にいい事よりも嫌な事の方が大きくなっちゃったってことです。
それと、菊田さん(編注:「聖剣伝説2・3」等の作曲者。元スクウェア社員で、退社後サクノスの社長として「クーデルカ」制作後、サクノス退社)がスクウェアを辞められた事も大きな要因の一つですね。平成8年の夏ごろの事ですか(ゼノギアス真っ最中の時ですね)。スクウェアを辞めようかどうか悩んでいた時にちょうど菊田さんが辞めるという話を聞いたんですよ。で、聖剣伝説3の時、私の技術力不足で随分迷惑をかけてしまい、次に一緒にやる時は必ず菊田さんの満足のいくような物を作ろうという思いもあり、菊田さんと直接話をして是非一緒にやろうということで、その年の秋ごろ辞めることを決意しました。
スクウェアを辞めた事で環境も大幅に変わり、結果としては良かったんではないかと思っています。
現在(株)サクノスにお勤めされていますが、お仕事をされる上での、スクウェアさんとの大きな違いは何ですか?
そうですねぇ...、スクウェアの時はある意味プログラムさえ作っていればとりあえずは良かったですが、今はデータの管理はもちろんなんですが機材の管理やスタッフの管理もしなければならないことでしょうか。(結構いい加減だったりはしますが...)
鈴木さんがサウンド・プログラミングというお仕事をされる上での、具体的なポリシーというものを教えて下さい。(どういうところに重点をおいて、というか気を遣って、お仕事されていますか?)
私が仕事をする上で、気を使う部分は全部で三つあります。
まず最も気を使う部分はプログラム又はツールの使いやすさという部分ですね。もしツールが使いにくければ、せっかく頭の中では良いものが出来上がっていても、それを編集、データ化するのに時間がかかってします。そうすると、決まった時間(納期)の中で本来一番時間を使わなければならない曲や効果音そのものの作成時間が減ってしまいます。それではデータ化する前の、曲や音その物のクオリティーが落ちてしまい、どんなに優れた実機上のプログラムがあっても結局は良いものが出来なくなってしまいますからね。なので、最近では仕事の8割はツール開発になってきています。
次に気をつけているところが「動くものを作る」ということです(まぁ、自分のツールもよくトブのであまり偉そうな事は言えないですが...)。中でプログラムやデータがどうなっていようがユーザの方には知ったことではありません。とにかくウソでもハッタリでも良いんです。ゲームであれば画面に映し出されているもの、鳴っているものがよりかっこよく、より面白く、より印象的に動いていること、またより使いやすく、より操作しやすいことが大切で、表現したい事がそこで表現出来ている事が大切だと思うんです。どんなに高度な技術を用いて優れたプログラムを書いても、出来上がったものがつまらなかったりかっこ悪かったりしたら結局は誰も遊んでくれませんから。
三つ目は、人の意見を出来るだけ聞くという事です。自分の考えや世界って自分が思っている以上に狭いですからね。
今後、鈴木さんご自身はどういった作品を手掛けてみたいと思われますか?
そうですねぇ、ゲームであれば痛快ドタバタアクションコメディー??的なものか、テクノなもの。(そんなものが売れるのか?)逆に言えばRPGじゃないものがやりたいですね。あとは、音楽と音響効果をちゃんと考えた演出がなされた物がやりたいです。
鈴木さんの日常を教えて下さい。(例えば、何時に出社されて、何時頃までお仕事されているんですか?)
ぐっ、出社は午前11時までなんですがほぼ毎日大幅に遅刻しています...。社会的にはかなりダメな人ですね。帰りは適当です。時間で言うと午後6時〜11時の間です。あと帰宅してから、プログラムの続きをするかホームページを作るかしています。
お家でお仕事されることはありますか? それとも、仕事は会社でしかしない派ですか?
家でも仕事はします。というかどっちかと言えば仕事は会社でしない派ですか(いいのか?そんなこと言って)。特にプログラムを書く時は家の方がいいですね。会社だと色々割り込みの仕事が入って集中出来ない事がありますから。
お休みの日は、どんなことをされていますか?
忙しい時は、休みの日も家で仕事をしています。私の仕事は大部分がパソコン一台あれば出来ますから。暇な時は(そんな事は殆どないですが...)ごろごろするか、散歩するか、はたまた仕事以外のプログラムをするか。特に自転車でうろうろするのは大好きです。
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