早稲田の法学部でゼミを行っている先生から声を掛けてもらい
本日、早稲田で講演会をしてきました。
といっても法学部の生徒さんとセッションをするといった
内容なのでそれほど堅苦しいものではなかったのですが・・・。
音楽と著作権について、現状のゲーム業界やアニメ業界などの
話をしてきました。
ゲームの業界はほかの業界に比べ、まだまだ歴史が浅いのにも関わらず、
権利については非常に保守的で箱庭的な考え方で、業界自体が広がりを
作り出すのが下手な業界だなと常々思っていました。
ここ数年ゲーム業界自体が下火になっていったのも
この権利の扱い方に原因があるのではないかと思っています。
時代は常に流れていて、その流れの中でいかにおもしろいことをするか、
いかに新しいことをするか、というのが一番必要な業界にも関わらず
権利の関係で新しいチャレンジができないでいる、という
話しもよく聞きます。
これからゲーム業界が生き残っていく方法の一つとして、
権利という課題をいかに早くクリアできるかに掛かっていると思っています。