いまもっぱら話題になっているのが少年野球の盗塁。少年野球には盗塁が必要ない、という意見が出ている事に驚きを隠せません。理由はピッチャーの精度が少年の場合低い為、ファーボール、出塁、盗塁、ミス、ホームまで帰ってきて1点という流れが非常に多い事から盗塁は禁止にすべき、という大人の意見があるらしいです。驚きですよね。僕も少年野球をずっとやっていたのでわかりますが、ピッチャーはめちゃくちゃ凄かったし、キャッチャーもどのチームも凄かった。自分は足が速かったので塁に出たらほぼ盗塁をしていましたが、半分の確率でさされる事もありました。ピッチャーの制球が悪いのはピッチャーが下手だからだし、練習が足りないから。キャッチャーの肩が弱いなら肩の強いキャッチャーをおくべき。それがスポーツだし勝負の世界であると思います。それで負けるのはチームとして弱いからで、野球のルールの問題ではありません。こういうなんでもかんでも負ける=ルール改正というのは違う気がしますね。運動会だって最近の短距離走は順位を決めないらしいし、なんだかなーと思いますね。負けるということも大事だし、勝つということも大事。自分が不得意なもので勝てないなら自分の得意なものをみつけそれで勝ちにいく。人生とはその連続です。子供の時にそういう教育をしないととても弱い子ばかりになってしまいます。小さな成功体験を沢山させてあげて自分の価値をしっかり理解できる大人になってほしいので、負けたものを救うためにルール改正するというこの大人の考えは間違っていると思うわけです。