本日はDETUNEの佐野さんがパーソナリティを勤める
「電磁マシマシ」にハーピストの朝川朋之氏と
出演してきました。なんと140分間ハープ特集です。

https://www.facebook.com/dg1053?directed_target_id=0

最初は140分間もしゃべることないよ・・・なんて
朝川さんと話していたのですが、なんのなんの
あっという間に時間は過ぎ、まだまだ面白い話が一杯あるのに
全然話したりませんでした。
また、是非機会を設けてハープについて語り合いたいと思います。

さて今回、Handy Harpを作る上で、朝川さんと
本当に多くの話し合いをしました。
このアプリを作ったらハーピストの仕事が減るのではないか?とか
若い子の勉強になるのでしっかり作るべき。
などなど・・・

実質4ヶ月で作ったわけですが、最初の半月は
Hnady Harpの役割やこのアプリを作る意味を
2人で徹底的に議論しました。
作曲もこういうアプリも自分の時間を費やすわけですから、
意味のないものは作りたくないという思いもありましたしね。

僕の考えではこのアプリが世に出ることにより、
ハーピストの仕事が増えると思っているんです。
今は劇版もゲームもなかなか制作予算がとれないため、
どうしても打ち込みに頼ってしまっている部分が
多いわけですが、でもやっぱり所詮打ち込みなんです。
どんなに打ち込みを頑張っても、どんなに音源が良くなっても
生には適わないのです。
誤解を恐れずに言ってしまえば、この所詮というのは
本物の楽器には絶対に勝てないということです。
エレクトリックなサウンドを打ち込みで、という趣旨であれば
これは絶大な効果がありますし、逆に生楽器では出来ない
表現方法が沢山あります。
要するに打ち込みの良いところ悪いところを
考えた上で自分の意図を具現化するために
コンピュータというものを使うべきだと思うわけです。
それは音楽に限らずですが・・・。
しかし、昨今のゲーム、アニメやTVドラマをみても
オケは打ち込みというのが本当に多く、ガッカリしてしまいます。
せめて、1楽器ぐらいはレコーディングすれば良いのに
と思ってしまうわけですが・・・。
そこで最も費用対効果が高いのがハープだと思っているんです。
なので、このアプリで使う事により今まで難しく敬遠していた
ハープのレコーディングをする人が増えると予想しているんです。
このアプリに入ってる音色は厳選された音を使い
非常に本物のハープに近い音が鳴っているかと思います。
しかし、今日ラジオを聞いていた方はわかると思いますが
本物の説得力といったら半端なかったと思います。
これが生の音の力なんです。
これを数万円で(ポケットマネー程度)録音出来るのであれば、
やはり打ち込みで済ませるのではなく、
どんどんレコーディングするべきだと思うわけです。
そうした意味でも今日のラジオはとても意味のある
放送だったのではないでしょうか?

最後にこの放送を企画してくれた佐野さん、
ラジオ局のディレクターさん、スタッフの皆様、
そして忙しい中出演してくださった朝川氏に
心より感謝したいと思います。

最後に朝川さんと佐野さんと僕の3ショット。
電磁マシマシ