今日はオケの収録。超絶変拍子で16分音符の裏打ち、しかもテンポは8分音符=240という鬼譜面がありましたが、みんな楽しそうに演奏してくれてなんとか録り切る事が出来ました。こういう激ムズ譜面の時のディレクションはとても気を使います。少しでもこちらがミス(言葉的、テンション的なミス)をすると一気にミュージシャンのテンションが下がりますからね。25年もレコーディングばかりやって来ていると、流石にこういう時の対応方法やどうやって録音していくのがベストなのかノウハウがあるので失敗することは無くなりました。プロキとしてはこういった技を伝承していければと思っています。というか本来会社的には作家志望の若者を増やさないといけないんでしょうけどね(笑)。もう少し自分に余裕が出来たら・・・。

マリちゃんも板についてきた。多分、マリちゃんは20代の作家の中で最もレコーディングを経験してきた作家&オーケストレーターだと思う。