非常に面白い対談が掲載されたので見てみたのですが、
クロノ・トリガーを作っていた時の事をたくさん思い出す内容でした。

[http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/torishima]

当時、副社長であった坂口さんがいかに裏で動いてくださっていたか
この記事を読むとよくわかります。
スクウェアの社員からは「怖く嫌われ役」というイメージ
があったと思いますが(自分は一度も怖いと思った事はありませんが)
会社のために相当動いていたんだなーと改めて感謝の気持ちで一杯です。
しかも、こんな大プロジェクトを新人である自分に託してくれた
そのご恩は一生忘れません。

思い起こせば、二十歳の若造が色々と言いたいことを言って
(自分の中ではヒエラルキーは存在していませんでしたので)
多分、坂口さんだけではなく、他のスタッフの方々も
面倒な奴だなーと思われていたに違いありません(^^;)
クロノ・トリガーを制作していた時は、それこそ
会社のため、自分のため、そんなことは微塵も考えたことが
ありませんでした。
兎にも角にも、この作品をスタッフのみんなと素晴らしいものに
仕上げたいという思いでだけでした。

こうした火付け役、そして、天才的な素晴らしいスタッフが
沢山いたからこそ国内外で評価される作品になったんだと思います。
その他の部分もとても面白い記事でした。