最近アメリカで急激にシェアを伸ばしている
スピーカーメーカー「BAREFOOT」。
サラウンドやハイレゾの仕事が増えた為、
5.1chを組もうと思い、色々とスピーカーを
視聴しています。

barefoot

いままで使っていたADAM S3Aと聴き比べた
感想を書いてみます。
あくまでこれは僕が感じた印象ですし、
聞く部屋によって大きく印象は変わります。
あらかじめご了承ください。

僕が視聴したスピーカーはMicroMain45という
型番になります。
最初に聞いた印象としてスペックに比べて
中域が結構出ていて思った以上に高域が
のびてこないと感じました。
定位はしっかりとして判断しやすいですし、
低域のスピード感もあり素晴らしいと思いました。
ただ、ADAMのS3Aと比べるとリバーブの奥行き感や
リバーブの量はちょっと判断し辛い感じで、
全体に中域に集中していて倍音が聞こえ辛いので
各楽器が少し見えにくい印象を受けました。
ヴォーカルはぐっと前に聞こえるので
アメリカ人は好きかもしれないですね。
あと、スピーカーが若干飽和している印象を受けます。
S3Aより大きさは小さいので仕方ないのかもしれませんが
あまり音量を上げてしまうとかなり厳しいです。
やはりMicroMain27ぐらいの大きさがないと
しっかりと鳴らせられないのかもしれませんね。
低音もスピーカーの大きさの割にはにしっかりと出てます。
(S3Aより出てます)
ただ、MIXするときは慣れが必要かなと思います。
しっかり低音を出したはずなのに他のスピーカーで
聞くと全然スカスカに聞こえるといった事が起きそうです。
よくもわるくもアメリカンな音ですね。
これでペアで40万前後であれば買いですが、
78万ぐらいするので、そう考えると
コストパフォーマンスは若干悪い気がします。
個人的な感想はこんな感じです。
5.1chはADAMで組むのがいいのかなーと思ってきました。