この記事が素晴らしい。写真家アラーキーこと荒木経惟さんの言葉。最近の音楽も写真も何もかも綺麗すぎる。これは何年も前(デジタル化が進んだ時代から)から言ってますが、人間はどうしてもアラを隠したがる性質があり、芸術やアート、音楽にいたるまでそのアラを隠し、美しく仕上げようとしすぎている気がします。だから作品に味がなくつまらなく感じるんだと思います。最近、自分の中でどんどんその傾向が強くなってきました。その美しさのなかに汚れたものがあるからこそ、そこに魅力を感じるし惹きつけられるんだと思います。この荒木さんの言葉がやはり自分にもよくわかるし刺さります。請負の仕事をしているとどうしてもこのサジ加減で悩みます。悩みまくります。自分はもっと汚れたものをやりたいのに作品が綺麗すぎて何も出来ない、なんてことが・・・。ということでそろそろ自分の欲求に正直に生きていきたいと思えるようになってきました。

“人間にとって 大事なのはね、 才能なんかより“本能”だよ“

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83604