JAPRSはデジタルマルチレコーディングにおけるリファレンスレベル推奨値を「OVU=-18dBFS」に改定します、とのこと。とってもいいと思います。そもそも音を突っ込みすぎるんですよ。あれほど音圧戦争はやめようっていう話だったのに、また最近のポップスは音圧高い方向へ行っているしなんか音が悪い。なんとなく勘違いしているっぽいんだけど、EQやLimiiter、エフェクトをかけたりすれば音が良くなると思っているクリエイターが多すぎてびっくりします。なんで昔の音楽は「音が良い」と言われていたかというと、録り音を最小限でしか加工(EQやComp, Limitterなど)していないからであって、基本、原音重視だから音がいいんです。ゴテゴテに加工した音はどんなにいい音で録っても劣化していきます。特にプラグインなどデジタル処理での加工は最小限にしたほうがいいと思いますけどね。

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