自民党の政治家が軒並み、キックバックのことは「知りませんでした」と発言しているけど、そのこと自体がいかに問題か野党は突っ込んであげて。確定申告を税理士や会計士事務所に頼んでいる方、または企業の社長さんはすでにこの発言がいかに大問題がわかると思います。通常、税理士であれ、会計士事務所であれ、最後の決算、または確定申告の書類を作った際は本人または企業の社長にこの内容でいいかどうか確認を求められます。そういう決まりになっています。この「知りませんでした」という発言はそもそも最終確認をしていなかったということであり、これは大問題です(そのことの方が問題)。本来、税務書類は最終的には申告する本人に責任があり、会計士事務所が勝手にやった、税理士が勝手にやったということはあり得ないのです。会社においてはちゃんと社長が確認しましたというハンコを最後に押します。会計士事務所や税理士はあくまで報酬をもらって書類等々をまとめるだけです。それなのに政治家本人が捕まらず、会計士事務所や税理士が捕まるのはおかしな話であり、これが許されていいはずがありません。しかも脱税まがいなことを指示なしに勝手に会計士がやるわけなない。また、これは自分の財産がいくらあるか確認していないのと同じことであり、そんなことあり得るはずがありません。誰もがわかる嘘を言って逃れようとする政治家はとっとと辞職してください。税金の無駄遣いです。