先日、Sibelius用の異名同音をチェックするプラグインを作りましたが、機能和声のロジックやナポリの2度、増六度の和音(イタリア、フランス、ドイツ)などを含めないとまだまだ精度が低いということが分かりました。もう、これは単なるPitch Spelling Analayzerでは無くなったので、「Score Intelligence Analayzer」と改名ました。そして、上行クロマチックフレーズ、下降クロマチックフレーズなどもテーブル化して各調に適応させる必要もありましたのでその辺りもついか。こうして、プログラムを組むと改めて人間ってすごいんだなと感じます。例えば、Flute, Oboeが駆け上がりフレーズを演奏しているしたで、Clarinet, Bassoonがコードの構成音弾いていた場合、人間なら譜面を見ただけで、Flute, Oboeは駆け上がりフレーズだとすぐに判断できますが、コンピュータはそうはいきません。駆け上がりフレーズの一音一音の縦のラインをしらべていくわけですが、当然クロマチックなら一瞬適合するコードが発生するわけです。そのロジックがいきなり着火して発動をはじめます。そうすると誤認識するわけですが、人間だとそんなこと絶対ないですからね。ある意味、無駄なことはスルー出来る能力があるということと、そのスルーが逆にヒューマンエラーを起こすこともある。そう考えるとAIの時代と言われていますが、人間の能力はこれまで通り、極限まで上げていかなければいけないし、何もかもAI任せにするのはやはり危険だということがわかります。コンピュータの原理、プログラムの原理を知っていると、人間とコンピュータの差(違い)をかんじますし、うまく共存する必要があると感じます。
