一般的なスタジオは全面に大きなミキサー卓があるのですが、
プロキオン・スタジオではミキサーはありません。
最近、大手のスタジオでもミキサーを使うことは殆どありません。
ドラムを録音したり、大きな編成のものを録音する場合は
ミキサーが役に立つのですが、楽器1つや歌のみであれば
かえって卓は邪魔になります。
そこで、うちのスタジオではミキサーは入れないことにしました。
基本設計としては、極力接点をへらし、ダイレクトに信号を入れる事。
これによって、音の劣化やノイズ対策をしています。
話は変わりますが、ミキサー卓がなくなると、
今度はそれに変わるテーブルが必要になります。
全面的に木の素材にしたいので、今日木材屋にいって
特注で作って貰うことにしました。
僕の大好きな「栃」の木で作ります。
全長3,400mの栃の木は圧巻です。

栃の木(スタジオテーブル用)