とても素晴らしいメッセージをFacebookで頂いたので
ご本人の許可ををいただき掲載させてもらいました。
とても長い日記になりますがご了承ください。

【原文になります】
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光田さん、初めまして。フレンドリクエストを受けてくださって
ありがとうございます。
いろいろな日本語の失敗をしたらすみません。
私の日本語はほぼ自習で、まだあまり上手ではありません。

実はお礼を言いたくてリクエストしました。
私の叔母は今年病気になって、最近なくなりました。
ひどい末期癌で、最後の何ヶ月かは、
ベッドから動けないようになってしまって、
眠ることもよくできなくなりました。

そのとき、叔母は私に心落ち着く音楽のミックスCDを
作るように頼みました。
私はずっと前から光田さんの大ファンで、
光田さんの曲もいくつか入れました。
そして、一度もゲームをやったことがなかった叔母なのに、
光田さんの音楽がすごく心に響きました。
いとこによると、ベッドから動けない叔母はほぼ毎日
あのCDを聞いていたそうで、
特に「ワールド・デストラクション ~導かれし意思~」の
メインテーマ「時の腕」が大好きだったそうです。
最終的には、自分の葬式でその歌を流すように頼んで、
光田さんが作った曲は叔母の最後の思い出になりました。

葬式で、いつもよりも作曲家はすごいなあと、強く感じました。
自分の曲が遠いスコットランドの葬式で使われたと聞いて
どんな気分になるのかわかりませんが、
私の大好きだった叔母を安らかに眠らせてくださって、
心から真にありがとうございます。
これからも、どうか素敵な曲を書き続けてください。

Eleanor Jamieson (恵理)
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小さい頃にピアノを遊び程度に習っていた自分が
まさか音楽の仕事につくなんておもってもいませんでした。
ましてや、作曲家なんて・・・。
これまで沢山沢山辛いことがありましたし、
音楽をやめたいと思った事は正直何度もありました。
不器用で覚えも悪く、自分には向いていないと今でも思っています。
それでも音楽に没頭し、何もかも犠牲にし、
これまで音楽に人生を捧げてきました。
そんな自分の音楽に救われたというEleanorさんからのメッセージを
いただいた時、自然と涙がこぼれてきました。
常に良い作品を届けたい、その一心で頑張ってきた甲斐がありましたし、
音楽の力は自分が思っている以上に強く、人を幸せに出来る、
そう思った瞬間でした。
僕こそEleanorさんにお礼が言いたいと思い、メッセージを
送らせていただきました。
本当にありがとうございました。
これからも誰かを幸せにできる音楽を書き続けていきたいと思います。