とある作品の重要楽曲に歌を入れたいということで、
急遽アメリカのLAでレコーディングをすることになりました。
LAレコーディングといってもリモートレコーディングで
僕は日本にいながらLAにいるミュージシャンに指示を出す
というもの。
時差があるので朝9時スタート。
しかし、LAのミュージシャンの層の厚さは凄いですね。
こんな感じの歌声で、こういうニュアンスで録音したい
と注文すると5〜6人のデモが集まってくる。
日本ではなかなかないですよね。
しかもみんな超が付くほど上手い。半端なく上手い。
ただ、いままで色々な声を聞いてきたおかげで、
最近、デモを聞くだけでレコーディング慣れしているか
どうかがわかるようになってきました。
デモでは上手くても、実際のレコーディングをすると
?って人も実は中にいたりするんです。
何人か候補がいたのですが、圧倒的に声の出し方、
息の持続させ方のうまかった方いたので
その方にお願いしたらこれが大正解!
本当に素晴らしいボーカルでした。
もう1発目で完璧だったんですが、細かなニュアンスや
この楽曲背景をしっかりと伝えたら更によくなりました。
また一緒に作品を作りたいと思ったボーカリストでしたね。
いやーLAは本当に凄い。
それでも一握りの人しか、有名になれないんですよね。
明日も同じようにLAレコーディング。
今度は違うボーカリストなんですが、結果はいかに・・・??