良い作品を作る為には多くの判断材料となる
「素材」を知っておかなければいけないと常々思っています。
絶対的な「素材」が身体に染みついていればいいのですが、
結局は何かと比べながら判断をせざるを得ないわけで
比べられる「素材」をいかに引き出しとして持っているかが
カギとなるわけです。
そうすることにより、今制作しているもののクオリティを
把握出来るわけです。
話は飛びますが、先日Handy Harpの営業の為、
銀座の十字屋さんに行ってました。
そこでハープを教えている先生と少し
お話をさせていただいたのですが、
若い先生方は年配の先生方のやり方を知ろうとしない
という話を聞き少々ビックリしました。
若い先生は自分というものに絶対的な「素材」があると
勘違いしているか、ただ、面倒くさいと思っているかの
どちらかだと思いました。
僕なんかは年配であれ、年下であれ、どうやって作曲しているか?
どうやって音楽の勉強をしているか?って凄く気になります。
いや、気にならない方がおかしいと思う。
これは向上心とかそういうカッコイイ物ではなく
単純に気にならないのかな?と思うんですよね。
この話を聞いて、今の世の中の風潮をミニマムな現場で
感じてしまったなーと思いました。