とうとうこの日が来てしまいました。本日をもって「CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 to 2020」が終演を迎えます。CHRONO CROSS LIVEの企画を考え始めたのが2018年9月になってすぐの頃で、セットリストや今回のライブはどんな形式でやるのがいいか?、どんなミュージシャンと演奏するのが楽しいのか?、毎日作曲の仕事の合間に考えていました。2019年になってすぐにAVEXの方々と打ち合わせをしながら僕がやりたいライブの説明や絶対参加してもらいたいスタッフの紹介などをしながらライブについての数々の打ち合わせを重ねていました。セットリストの1曲目から舞台監督のゆーむらさんと確認しながら打ち合わせをしていると、自分の頭の中で凄いライブヴィジョンが見えてきました。これはゲーム業界で誰もやったことのない凄いライブになるぞ!!とワクワクしていたのを今でも思い出します。Xenogeasの20周年コンサートの時に実現しなかったことをやるには、スタッフまで自分で声を掛けていかなければいけないと思い、舞台監督、PA、照明、ミュージシャンまでお一人お一人に声を掛けさせていただきました。これがプロキオン・スタジオ主催で出来る強みだと再認識しました。今回、ライブ形式に拘ったのはこのライブをご覧になられた方なら説明する必要もないかもしれませんね(笑)。でも、最初に告知する時はライブに対する批判やスタンディングなら見にいかない、という声が出る事も覚悟していました。それはそれで仕方がないかなと思っていました。初めての試みをする時には必ず批判は付き物です。それはそうですよね、知らないもの、分からないものは不安になるのは当然ですからね。その不安を払拭することが今回もっとも重要な任務だと思っていました。そして、来られた方にライブ最高!と感じて貰う事が自分の役目だと思っていましたのでとにかく楽しくもゲームの記憶を呼び覚まし、新たな記憶に残るライブを完成させるという事に注力しながら丁寧に丁寧に構成や演出を考えていきました。出来る限りの愛をこのライブに注いできたわけですが、今回のスタッフは僕以上にこの作品、このライブに愛を注いで下さいました。だからこそあの一体感が生まれたんだと思います。本当にどのポジションのスタッフもプロフェッショナルであり、性格もいい人ばかりなんです。そして、僕たちミュージシャンが演奏やパフォーマンスに集中出来るように色々と気を遣って御膳立てをしてくださいました。こうした優しや気遣いがいいパフォーマンスに繋がったのだと思います。本当に今回のスタッフは最高でスペシャルでした。奇跡のスタッフです。
本日のライブ(中野サンプラザ)については追加公演で尚且つファイナルということでU-NEXTさんで生中継されました。また、バルーンの特効が入ったり、銀テープに6名ほど(エレメント6色分)自分のサインとコメントを手書きで入れさせてもらったりと遊び心満載でした。これで終ってしまうのか、と思うと本当に寂しい気持ちで一杯でしたし、なによりこのライブを通して多くの方と仲良くなれたのは僕にとっての宝です。もし、次にライブやコンサート等々開催する機会に恵まれるのであれば、絶対同じスタッフでやりたいですし、ミレニアル・フェアには参加してもらいたいと思っています。
長くなってしまいましたが、東京豊洲ピットから始まり、大阪、名古屋、台湾、中野サンプラザに足を運んでくださったファンの皆様には本当に感謝の気持ちで一杯です。のべ1万人の来場者に今回のライブを観ていただいたわけですが、一人でも多くの方に楽しんで貰えたのであればこれほど嬉しい事はありません。本当にありがとうございました。

P.S. 多くのお土産やお手紙をいただきましてありがとうございました。手紙は全て読ませていただき、パワー全開になりました。ありがとうございます。

クロノ・クロスライブ
最高のスタッフ

クロノ・クロスライブ
みんなありがとう!!!

クロノ・クロスライブ
ロゴがかっこいい!

クロノ・クロスライブ
銀テープにメッセージを入れました!

クロノ・クロスライブ
ファイナル限定ですがエレメントバルーンが!

クロノ・クロスライブ
ステージから観てても綺麗だったなー

クロノ・クロスライブ
AVEXの方に誕生日ケーキをいただきました!す・凄い!