東日本大震災から10年。この日は四谷の会社にいて会社の窓にカーテンを付けている最中でした。いつもの地震とは規模が違う揺れにすかさずテーブルから飛び降り床に伏せました。そしてその後、TVから流れてくる津波の映像に衝撃を受け、とんでもないことになってしまったと感じておりました。ビルの外では帰宅難民が大勢見え、落ち着くまで様子をみていましたが、ずっと会社にいるわけにもいかず車にスタッフを乗せ、送ったあと帰路についたのは12日の朝方でした。家に帰るとタンスは倒れ、食器はいくつか割れていました。幸いにしてそれほど大きな被害はなかったにしても未曾有の大惨事にこれからどうなってしまうんだろう?という不安でいっぱいでした。津波の被害に遭われた多くの方は未だに辛い思いをされていることと思います。また、復興も徐々におこなわれていますが、やはり元のようには戻っていないところも多数あります。そして、被災された方の心は10年という月日が流れても癒える事はないのかもしれませんが、少しでも前向きになれることを願っております。