本日はちょっと珍しいインタビュー。Digital Performerの魅力を語り尽くすという主旨のインタビューでした。Digital Performer歴33年以上が経ちますが、未だにこのソフトを開発し続けているMOTU社には感謝です。自分はPC-8801時代からカモンミュージック、そして音楽学校ではレクイエムとMYU。1990年にモバイルシーケンサーも流行りましたね。MYUはプログラマーの久木野さん(当時カミヤスタジオ)が作られたシーケンサーでデバッグをやりながら欲しい機能などレポートしたときもありました。残念ながらこの使いやすいMYUの開発も終了してしまい、イベントリストの動作、表記が最も似ていたDigital Performerを使い始めました。スクウェアにいたときはMYUとDigital Performerの両方を使っていました。半熟ヒーローはMYUですぎやまこういち先生の譜面を打ち込んでいましたね。その後、Digital PerformerはVer6でバグシーケンサーと言われるほど酷評され、ここでDPを辞めた方も多くいたのではないかと思います。自分もあまりの酷さに、LogicやCubase, Protoolsなど他のシーケンサーのチェックをし始めました。結局、細かな使い勝手の問題でDigital Performerに舞い戻って来るわけです。(もちろん、要望は山のようにありますが・・・笑)公平を期して言えば、正直、今発売されているシーケンサーソフトは出来ない機能はあまりありませんし、どれを使っても音楽は作る事が出来ます。ただ、自分が求めているのは時短であり、それを可能にするのはやはりDigital Performerなのかなと思います。数多のシーケンサーを使ってきた自分だからこそ言える部分があったのでインタビューを受ける事にしました。