音楽でサンプラー機器といえばAKAIがまず思い浮かびます。発売されたばかりのMPC samplerがかなり話題になっていますね。個人的にはこの機種はこれから音楽を初めてみたい、という方向きなのかなと思っています。どちらかというとMPC ONE+の方が色々出来るかなと・・・。でも値段もお手頃ですし、まず初めてみたいという方にはおすすめの機種かもしれませんね。自分の中でAKAIといえばやはりS900〜S6000で、当時はめちゃくちゃ使いましたね。4〜5台保有しており、S3200とS6000は今でも倉庫に眠っています。若い方はAKAIは海外のメーカーだと思っていると思いますが、元々赤井さんが造られた日本のオーディオメーカーでした。電子楽器への参入は1984年でAKAI Professionalという名前で分社化されました。この当時からMPCは主力製品であり、このあとサンプリングミュージックもはやったこともあり、サンプラー機器が爆発的ヒットとなります。1990年ごろ大元のオーディオ分野の方はカセットデッキやCDプレイヤーなどを作っていましたが、あまり売り上げが伸びず、調子よかった電子楽器部門を独立させてAKAI Professional M.I.に名前が変更されます。結局、赤井電機株式会社(オーディオ部門)は経営破綻するものの、AKAIは存続。しかし著作権の規制が強くなり、サンプリングミュージックも衰退していきます。そうした波のあおりを受け主力のサンプラーも売れなくなっていきます。そして、2005年に破綻手続きを進めていくことになります。その時にAKAIを買収したのがアメリカの「Numark」(現:inMusic Brands Inc)で、AKAIは潰れることなく存続しているという歴史背景があります。今回のMPC samplerはかなり売れているみたいなので良かったです。

