今日のお話はミュージシャンについて書いてみようと思います。まず、今回のコンサートにおいて大切にしなければいけなかったのはゼノギアスの世界観を保ちつつ、いかにステージ映えするものにするかということでした。そしてもう一つ大切なこととして「音」に対していかに魂を込められるか……という点でした。演奏がうまい人は沢山いますが、ゼノギアスの音楽性を理解してアンサンブルとしての調和性や演奏者のソウルをいかにファンの皆さんに見せる(届ける)事が出来るか、そこがカギになると思っていました。オーケストラに関しては僕の仕事を沢山こなしてきてくれている室屋ストリングスの皆さんにお願いする事は決っていました。室屋さんは僕のレコーディングの時でも一音一音を大切にし演奏してくれるので弦は室屋さんにお願いしたいと思っていました。また、Tin Whistle、Low Whistle、Uilleann Pipesの野口明生氏はゼノギアスのCREIDを聞いてパイプを始めたぐらいゼノギアスファンでありゼノギアスの音楽のことを心底分かっているミュージシャンです。僕も明生ちゃんには絶対参加してもらいたいと思っていました。そしてアコーディオンの藤野由佳氏もたびたび僕の作品に参加してくれていますし魂を込めて演奏をしてくれますので今回のアンサンブルでは必要不可欠な存在だと思っていました。次にケルティックハープの梅田千晶氏は僕の作曲家20周年記念コンサートで初めてご一緒させてもらい、テクニックもさることながら柔軟な音楽性に魅力を感じていました。このゼノギアスのコンサートで絶対欲しかった音でしたのでお願いさせてもらいました。木管の多久潤一郎さんはゼノギアスが大好きで、わざわざこのコンサートの為に楽曲に合うFluteやPiccoloを持ってきてくれるという拘りを見せてくださいました。金管の皆さんとは何度も一緒にレコーディングしたことがあるので、ある意味安心の方々ばかりでした。今回初めてのミュージシャンとして、ドラムの山本真央樹氏、ベースの小栢伸五氏、ギターの坂本遥氏、ピアノの森下唯氏、パーカッションの寺田典子氏でした。寺田さんはLA在住で何度かお会いしたこともあるし、お話もした事がありましたので彼女の雰囲気は分かっていましたが一緒にステージに立つのは今回が初めてでした。とにかくステージパフォーマンスがカッコいいし、上手いし、音に迫力があるのでバトル曲などは絶対マッチするだろうなーと想像していました。なので、僕から典子ちゃんにメールして出演のオファーをさせていただきました。そして、4リズムの4名の方は実は2月のイナズマイレブンのレコーディングの時に決まったのです。(ギリギリ過ぎる)その時までバンドはどうしよう?とずっと悩んでいました。特にギターリストについては2017年の初めにこのコンサートの話しが出た時点から一番の悩みの種でした。心のどこかでZABADAKの吉良さんがいたら……と思っていたのです。そして、夢にまで吉良さんが出てきました。僕はすかさず、夢の中でどうしたらいいでしょう?と吉良さんに相談していました。

吉良さんは「僕に相談するまでもないよ。それは光田君が一番よく知っているじゃない。20年前を思いだしなさい」と言ってくれました。この時僕はこの意味が分かりませんでした。

そして時は過ぎ、2月のイナズマレコーディングで初めて真央樹氏、遥氏、小栢氏、森下氏にお会いしたのです。(正確には真央樹氏とは別のレコーディングで会って挨拶だけはしていました)そしてレコーディングしているうちに彼達の態度で僕は忘れていた感覚を思い出しました。20年前のレコーディングはとにかくミュージシャンにいじめられるぐらい若手作家は酷い扱いをされていました。そんな中、吉良さんは年齢に関係なく真摯に僕が作った音楽に向きあってくれ、少しでも良い作品にしようと魂を込めて演奏してくれた事を思い出したのです。(椅子からひっくり返るぐらい真剣に演奏してましたからね、笑)彼らも同様に僕が作った音楽に真摯に向きあってくれました。それが20年前の吉良さんとオーバーラップし彼らと一緒にステージに立ちたいと素直に思ったのです。また、遥氏が紡ぎ出す音(フレーズ)は吉良さんとは異なりますが個性的でソウルフルで僕は心を一瞬にして掴まれてしまいました。遥氏と吉良さんが重なって見えました。そして、森下氏はピアニートであることをその時知って(僕はニコニコ動画で見ていたので良く知ってました)意気投合しました。その日に日程を抑えさせてもらったのです(笑)。この時ばかりは本当に何か運命的なものを感じましたし、僕が思い描いていたステージ像がここで完成したわけです。そうして、このメンバーが決まりました。4月5日からのリハーサルで皆は初めて顔合わせをしました。やはり最初はそれぞれのミュージシャンが探り探り演奏していましたし、相当遠慮していたんだと思います。そうしたものが音に凄く現れていました。それはそうですよね。初めて会ったばかりだし、譜面も難しくまだ完全には身体にしみ込んでいませんでしたから……。とにかく自分の役目はこうした遠慮を解き放ち、それぞれ最高のパフォーマンスをしてもらうところにありました。でも、実はもう一方でみんな絶対仲良くなれるし、心許せる仲間になるだろうなーと思っていました。だって、僕は皆の事が大好きなんですもん(笑)。類は友を呼ぶ。やっている音楽は全然違うにせよ、音を紡ぎ出す事が大好きなみんなが合わないはずがないと……。結果、何度も演奏しているうちに本当に素晴らしいパフォーマンスに変わっていきました。これは見ていて本当に気持ちがいいものでしたし、聞きに来てくださったファンの皆さんは身体で感じ取れたのではないでしょうか?
改めてミュージシャンの皆様にはゼノギアス20周年記念コンサートに参加してくださってありがとうございました。このメンバーは本当に最高でした。絶対、また一緒にやります。必ず……。あ〜まだ書き足りない。Part3もあるかもしれません(笑)。

Band

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